◆東京五輪 空手男子形決勝(6日、東京・日本武道館)
男子形で、世界ランク3位の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)が、金メダルを獲得した。決勝でダミアン・キンテロ(スペイン)を破った。
7「最も金メダルに近い」と言われてきた、空手発祥の地・沖縄出身の「空手界のキング」が沖縄勢としては五輪初の金メダリストに輝いた。
夏冬通じて、日本五輪史上初となる沖縄県出身の金メダリストとなった。今大会前まで、全国47都道府県の中で、沖縄県と
鳥取県だけが金メダリストを輩出していなかった。しかし、今大会の女子ボクシングフェザー級で、鳥取・米子市出身の入江聖奈が
金メダルを獲得。喜友名の金メダルで、1928年のアムステルダム五輪から夏冬合わせ27大会目で、ついに全県から金メダリストが誕生した。
喜友名は、空手発祥の地・沖縄県生まれでもある。今大会前までの沖縄県出身の五輪メダリストは、1992年のバルセロナ
五輪体操男子団体銅メダルの知念孝だけだった。今大会のレスリング男子グレコローマン77キロ級で屋比久翔平(ALSOK)が、
沖縄初の個人種目でのメダルとなる銅メダルを獲得。さらに野球で決勝に進出した、平良海馬投手(西武)も銀メダル以上を確定させている。
◆喜友名 諒(きゆな・りょう)1990年7月12日、沖縄・沖縄市生まれ。31歳。興南高―沖縄国際大卒。5歳で空手を始める。
中学2年で県大会で優勝するなど頭角を現す。同3年時からは劉衛流龍鳳会に入門し、佐久本嗣男会長に師事。
12~20年全日本選手権優勝。世界選手権は2014、16、18年と3連覇中。得意の形は「アーナン」。170センチ、78キロ。
家族は妻と1男。血液型O。
https://news.yahoo.co.jp/articles/02f94ef86707a7990efb1...
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