川野将虎50キロ競歩6位入賞「内臓苦しく」倒れ込むアクシデントから粘る 
 8月6日14時18分:日刊スポーツ   
 陸上◇男子50キロ競歩 
 川野将虎(22)が3時間51分56秒を記録し、日本勢最高の6位入賞を果たした。   
 2番手集団でメダル争いをしていたが、41キロ付近で道ばたに倒れ込むアクシデント 
 があり「途中から何回も内臓が苦しくなってしまって、コーチから『吐いてもいい』 
 という指示があった」。それでも再び集団に追いつく意地を見せ「ちょっと暑さに 
 やられてしまった部分もあるんですが、気持ちの面では絶対に切らせてはダメだと 
 思った。いつ切れてもおかしくない状態だったんですが『絶対に最後まで勝負する 
 んだ』っていう、強い気持ちで切り替えてやっていました」と振り返った。   
 最後は海外勢に食らいつくことができず、表彰台は逃した。それでも五輪最後の 
 50キロで力を振り絞り、ゴール後は全身がけいれんして医務室で手当を受けた。 
 全てを出し尽くし「今まで歴代の50キロ競歩をつないでくださった方々に、恩返し 
 をしたい思いだった。自分の力を最大限出し切ってのこの結果」。 
 アクシデントに屈することなく、強い思いを歩きに込めた。  
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