平野歩夢「半年でどれだけできるか」スケボー終了、同一シーズン夏冬五輪へ 
 8月5日:日刊スポーツ   
 スケートボード パーク男子予選 
 スノーボードのハーフパイプで冬季五輪2大会連続銀メダリストの 
 平野歩夢(22)が、日本人5人しかいない夏冬両五輪出場を成し遂げた。 
 予選4組に登場し、スピード感のあるライディングで高い空中技を披露したが、 
 予選3回の試技で最高得点は62.03点で全体14位だった。 
 上位8人による決勝進出を逃した。   
 2回目の試技で持ち前の高いエアを見せた。 
 空中でボードを1回転させる「フリップインディ」終盤には1回転半する大技「540」も成功。 
 45秒の演技をノーミスで終えたが、点数は伸びなかった。 
 最後は障害物でのターンに失敗。予選突破はできず二刀流の挑戦は幕を閉じた。 
 平野は「楽しく自分の滑りができた。悔いはないです」と振り返った。   
 二刀流を表明したのは18年11月。 
 19年5月には地元の新潟で行われた日本選手権で初の日本一を獲得。 
 その後の五輪予選を兼ねた国際大会でも日本勢トップを維持し、 
 開催国枠「1」の出場権を獲得。   
 競技を終えて「スケートボードが今の自分を強くしてくれた」 
 と二刀流挑戦を支えた周囲への感謝も口にした。 
 スケートボードの挑戦はひとまず終え、来年2月には北京五輪に向けて準備する。 
 同一シーズンの夏冬五輪出場は日本人選手が誰も成し遂げていない偉業だ。 
 「スノーボードに離れている期間が多いので、半年でどれだけできるか。 
 終わっても、挑戦は終わってない」。22歳はわが道を突き進む。  
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/skateboardin... 
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