東京オリンピック卓球競技<7月24日~8月6日> 12日目の8月5日、女子団体準決勝で日本(伊藤美誠・石川佳純・平野美宇)が 
 中国(陳夢・孫穎莎・王曼イク)に0-3で敗れて銀メダルとなった。日本はロンドン、リオに続き3大会連続のメダル。ロンドン大会以来 
  9年ぶりの銀メダルを獲得した。   
 主要な国際大会では、日本の5勝24敗。1971年の世界卓球名古屋大会で勝ったのを最後に、中国に対して50年未勝利が続いており、 
 半世紀ぶりの勝利をめざした戦いだったが悲願の勝利とはならなかった。   
 第1試合のダブルスは、石川佳純(全農・世界ランク9位)/平野美宇(日本生命・同12位)ペアが、シングルス金メダルの陳夢(同1位) 
 /王曼イク(同4位)ペアと対戦。   
 日本ペアはハイリスクハイリターンの攻撃で、11-9と先制に成功。第2ゲームは積極性が増した中国に6-11で落とす。一進一退の攻防を 
 繰り広げるも第3、4ゲームを8-11、7-11で奪われて第1試合を落としてしまう。   
 第2試合のエース対決は伊藤美誠(スターツ・世界ランク3位)とシングルス準決勝でストレートで敗れた孫穎莎(同2位)とのリベンジマッチ。   
 第1ゲームは伊藤の弱点であるバックを狙われて8-11で失い、2ゲーム目も5-11で連取される。後がなくなった3ゲーム目は積極的に攻撃に出て、 
 「みまパンチ」などがさく裂させて11-3で取り返す。しかし反撃もここまで第4ゲームは孫の豪打に対抗できず3-11で落とし、日本は2連敗で後がなくなる。   
 同世代対決となった平野美宇(21歳)と王曼イク(22歳)との第3試合、中国の勢いは止まらず第1ゲームを5-11と先取される。第2ゲームは平野が 
 押し込む場面もあったが9-11。第3ゲームも奪われてゲームカウント0-3で屈した。   
 日本は0勝3敗で中国に敗れるも3大会連続のメダル、ロンドン大会以来 9年ぶりの銀メダルを獲得した。なお、銅メダルは3位決定戦でドイツに勝利した 
 香港が獲得している。   
 【東京オリンピック】 
 <女子団体決勝> 
 日本 0-3 中国 
 ※5試合制(3戦先勝)   
 <第1試合> 
 石川佳純/平野美宇 1ー3 陳夢/王曼イク 
 <第2試合> 
 伊藤美誠 1ー3 孫穎莎 
 <第3試合> 
 平野美宇 0ー3 王曼イク 
 <第4試合> 
 伊藤美誠 ー 陳夢 
 <第5試合> 
 石川佳純 ー 孫穎莎   
 ■女子団体結果 
 金メダル:中国 
 銀メダル:日本 
 銅メダル:香港  
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e6fc4e4ef2a898753b02... 
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