バド日本勢初 混合の渡辺、東野組が銅「メダルを獲得できて誇りに思う」 
 7月30日:日刊スポーツ   
 バドミントン◇30日◇混合ダブルス3位決定戦◇ 
 世界ランキング5位の渡辺勇大、東野有紗組が、銅メダルを獲得した。 
 バドミントン日本勢にとって、今大会初のメダル獲得となった。   
 東京都出身で24歳の渡辺と、北海道出身で1学年上の東野が出会ったのは、 
 それぞれの進学先であるバドミントンの強豪福島・富岡第一中。 
 東日本大震災が発生した2011年3月はそれぞれ中1と中2だった。 
 学校所在地は原発事故発生現場からほど近い場所。不安な日々を過ごしたのち、 
 生活と練習の拠点を福島県猪苗代市に移して5月に部活動再開。 
 翌年にペアを結成した2人は息の合ったプレーを繰り出し、着実な足取りで 
 世界への階段を駆け上がってきた。   
 被災から10年後の開催となった復興五輪。かつて渡辺は、「恩返しする最高の場所 
 だと思う。少しでも元気や勇気を与えられれば」と話し、東野も「福島で成長させて 
 いただいた。今でも応援してもらっているという気持ちが強い」と話していた。 
 2人で力を合わせて戦い抜き、第2の故郷への思いを、混合ダブルスでは日本初の 
 メダルという形で結実させた。  
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/badminton/ne...  *メダル授与画像で再投稿しました。
 
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