14歳・玉井陸斗「今できる最大の演技はできた」7位入賞
メダルの夢はパリで! 飛び込み
08/07:サンスポ
男子高飛び込み決勝で、今大会日本男子最年少14歳の玉井陸斗(JSS宝塚)は
431.95点の7位。この種目での入賞は、2000年シドニー五輪で
5位の寺内健(41)以来、21年ぶりとなった。
前回リオデジャネイロ五輪では板飛び込みを制した中国の曹縁(26)が
582.35点で優勝した。
予選から準決勝で40点、準決勝から決勝で20点も合計点を上げた。
ミスが相次いだ前日6日の予選から居残り練習を行い、この日の準決勝、
決勝は攻めの演技を貫いた。男子高飛び込みでの入賞は、00年シドニー大会の
寺内以来、21年ぶりの快挙だ。
一方で、世界のトップ選手との差も感じた。金メダルの曹縁には150点の差を
つけられ、銅メダルのトーマス・デーリー(27:英国)とも100点以上の差がある。
玉井を上回る6位だったウクライナの選手は15歳。入水の感覚や精度、6本の
演技をまとめる安定感は、玉井の今後の課題だ。
ともに練習を積み、男子板飛び込みで12位だった寺内が、この日41歳の誕生日
を迎えた。玉井は「夢ではあったけど、メダルを取って寺内さんの首にかけたかった」
とちょっぴり残念そう。それでも、馬淵崇英コーチは「経験が少ない中、よく集中して
修正しながら演技をまとめた。パリではメダルを取る自信がついたと思う」と評価した。
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